今日は、私の履歴書についてふれたいと思います。
といっても、毎朝楽しみに読んでいる「日経新聞」の「私の履歴書」について。
今月に入って、日立製作所元社長の川村隆氏が自身の履歴をふりかえっていらっしゃいます。
本日の話がすごい。
巨大企業の日立製作所が、リーマンショックで7800億以上の赤字になった。
当時関連会社の会長職で、すでに68歳であった氏が、再建役として日立社長を打診され、引き受ける決断をされた話でした。
ラストマン。
「船長は、万策つきて沈没やむなしの時、すべての乗客や船員が下船したのを見届けて、最後に船から離れる。だから、ザ・ラストマンと呼ぶんだ。」
川村氏は、課長時代、元上司からその言葉をもらったという。
再建を打診され、引き受けるべきか悩んだ時、そのラストマンの話が頭によぎり、日立のラストマンとしての役割を引き受けようと決断された。
今朝、この話を読んで、鳥肌がたちました。
そもそも経営者は、沈没の危機におちいらないよう舵取りをすることが正しい。
ですが、いざという時には、ラストマンとしての責務をはたさなければならない。
経営者とは、マネジャーとはそういうものだ。
比較するには大変におこがましいですが、私も同じ気持ちで会社を経営しています。
ですが、川村氏が背負った重荷はとてつもない重さ。
自分に、ここまでの重荷を背負う決断ができるだろうか、、。
まだまだ自分はひよっ子だと感じた日でした。
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小山 剛生 (こやま たけお)
株式会社フェローシップは、”仲間”を語源としてます!
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