2017年2月2日木曜日

一部上場しているIT企業の副社長との話

先日、ある一部上場しているIT企業の副社長が弊社にお越しになり、話しをする機会がありました。

その会社は100名程度、創業20年程度。
高収益を続ける超優良企業です。
ビジネスもユニークでオリジナリティあふれていますが、それ以上に組織運営がすばらしい。
だから故にユニークな戦略展開が可能なんだろうと思いました。

戦略と組織、、もちろん戦略が上位概念ですが、組織が動かなければ戦略は実現できませんし、組織が生きていなければ次なる戦略も生み出せない。
もちつもたれつの関係。

フェローシップのビジネスは参入障壁のない世界ですし、完全な差別化やオリジナリティはつくれない。(どのビジネスもそうといえばそうですが、、、)
シェアや規模が大きければ有利ですが、それは半年くらいの賞味期限。
ビジネスの安定性や成長性は、組織運営ができなければつくれないと考えています。
私にとって副社長との会話は大変に学ぶことが多い時間でした。

その会社ですが、能力主義・業績主義による評価制度、高い報酬水準、社内活性化をはかるコミュニケーション施策、育成プログラムなど、様々な施策を展開されていますが、ポイントは採用活動とその後のストレッチ目標や抜擢人事の機会提供と思いました。

学歴不問、経験不問、人物重視、能力重視、やる気重視、価値観重視、、、そういったことを言っている会社は山ほどありますが、貫き通し妥協しない採用をしているかどうか、、。
妥協しないと言い切れる会社はごくわずかに思います。

また、でる杭はのばす、やる気のある人材にはミッションやポジションを用意する、同じくそういったことを言っている会社は山ほどありますが、実際は、本気度、実現度で?がつく会社ばかりに思います。

組織運営は、施策はもちろん必要ですが、結局は妥協しない姿勢や経営がリスクをとって抜擢人事をするなど、覚悟や本気度が重要なんだと思います。
組織づくりは、経営者の鏡なんだとつくづく感じた次第です。

副社長とお会いしてから、私も変化していってます。
フェローシップの雰囲気も少し変化していってますし、実際に人事制度などもてこを入れ始めています。
経営者も日々勉強、日々成長ですので、今後も精進していくつもりです。


株式会社フェローシップ
代表取締役社長
小山 剛生


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