久しぶりのブログ更新になってしまいました。
さて、今日は「リクルート時代をふりかえる vol3」。新人時代の思い出をふりかえりたいと思っています。
1992年(平成4)の4月、新卒で入社し、配属は人材開発部(人事部の採用担当)でした。
年がら年中、採用だけをする部で、総勢200名規模の部署でした。
それだけでも、リクルートが採用に重きをおいている会社であると思われるでしょう。
人材開発部の社員ひとりひとりに採用人数の目標が課されていました。
優秀な学生を見つけるところから、面接のアレンジやフォロー、入社の決意をうながすクロージングと、、、個人営業のような雰囲気でした。
自分は、その中で短卒や高卒採用のグループに配属され、メインの大卒採用とは少し違う業務からのスタートでした。
大卒採用と違い、法的な制約が多く、知識やルールの習得も必要で、「あ~、なんか知らないことばかり。知識やスキルが習得できて、俺って成長してるな~。」と勝手に思っていました。
入社して、1ヶ月経ったころ、当時の上長である部長と個別面談をしました。
「小山、どうや。」
「はい、楽しく仕事してます。知識がつくし、知らないことばかりで成長してるな、と感じてます。」
「そうか、でもそのスタンスじゃだめだ。まったく役に立ってない。もう会社辞めたほうがええんちゃうか?」
「えっ、。」
「小山、お前は学生じゃない。社会人は、アウトプットが要求される。知識やスキルが得られる、、、それは学生の言うこと。より高いアウトプットをするために知識やスキルを習得するのであって、言ってる順番が逆だ。
また、お前は朝会の司会をしてるが、前任のやっているママじゃないか。もっとどうやったら盛り上がるか、、など自分なりに工夫することはあるだろう。何かお役に立てることはないか、と仕事をみつける意識、自分なりに工夫する意識も低い。当事者意識や問題意識が低すぎる。そんな奴は、会社にいらん。」
脳天からすばっと切られたような感覚でした。
根本的に、自分は甘かったと。。。
素直に、自分にダメだしをしました。
そして、その日から、考え方を変えました。
当事者意識、問題意識をもって、自分なりに意志をもって仕事をしようと。
もちろん、大したことはできませんので、小さいことからコツコツとでしたが、、。
そんな社会人一ヶ月目の思い出。今でも思い出します。
こういった経験をさせてもらったことに改めて感謝です。
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小山 剛生 (こやま たけお)
株式会社フェローシップは、”仲間”を語源としてます!
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